<愛の基金>
♥10万円 扇歌謡教室会主 扇 陽子 様(久田野) ♥5万円 田辺伸夫 様(昭和町)
♥3万円 矢吹正美 様(東釜子) ♥2万円 石井静子 様(表郷金山)
♥5千円 金勝寺ボランティア 佐藤 力 様
<小峰城城郭復元基金>
♥10万円 東直売所「ふれあいの里」 様
<学校給食への提供>
♥小松菜 江戸川学校給食友の会 代表 小原英行 様
<ふるさと納税>
♥5万円 田中楯美 様(神奈川県横浜市) ♥5万円 佐藤勝三 様(福島県福島市) ♥2万円 巻田吉史 様(茨城県笠間市) ♥2万円 鈴木睦子 様(神奈川県横浜市) ♥1万5千円 奥谷健二 様(滋賀県野洲市) ♥1万5千円 川嶋朱実 様(東京都新宿区) ♥1万円 手島芳和 様(東京都荒川区)
あたたかい善意をありがとうございました。
(5月受付分) 善意の窓
種 類 開設日 時 間 会 場・問い合わせ先 内 容
弁護士法律相談 (要予約)
2日㈬ ①10:00 〜 12:00②13:00 〜 16:00
◦消費生活センター(本庁舎地下) 問消費生活センター☎1133
多重債務、離婚・相続 問題などの法的なトラ ブル、被災者の抱える 二重ローン問題の相談 など
9日㈬ 10:00 〜 12:00
16日㈬ ①10:00 〜 12:00②13:00 〜 16:00
23日㈬ 13:00 〜 16:00 市民あったか相
談所 月〜金曜日 8:30 〜 17:15 ◦問本庁舎生活防災課内専用電話☎1717本庁舎生活防災課(1階) 市行政等に関する相談 心配ごと相談 22日㈫8日㈫ 10:00 〜 12:00 ◦問社会福祉協議会☎4222中央老人福祉センター「白寿園」(北中川原) 生計、家族に関することなど 障がい者相談会
(要予約) 22日㈫ 13:30 〜 ◦問本庁舎社会福祉課 内2714本庁舎201会議室(2階) 障がいに関する相談 心の健康相談
(要予約) 23日㈬ 13:30 〜 15:00 ◦問県南保健福祉事務所☎5649県南保健福祉事務所(郭内) うつ状態、ひきこもりなどに関すること 認知症の人と家
族の会 26日㈯ 13:30 〜 15:30 ◦問同県南地区事務局☎2394中央老人福祉センター「白寿園」(北中川原) 認知症本人と家族の相談や話し合いなど ハートコール
(いじめ等相談電話) 月〜金曜日 9:00 〜 18:00 問ハートコール相談専用電話 ☎0800-800-1893(フリーダイヤル) 児童・生徒のいじめ等に関する相談
8 月の無料相談
8 月の休日救急医療当番医
診療日 診療科目 医療機関名 電話番号
6日㈰
小 児 科 ねもとキッズクリニック 5623
内科・外科 く に い 増 見 ク リ ニ ッ ク 2258
歯 科 五 十 嵐 歯 科 医 院 3473
11日㈷
小 児 科 白 河 厚 生 総 合 病 院 2211
内科・外科 吉 田 外 科 医 院 4033
歯 科 岩 谷 歯 科 医 院 4363
13日㈰
小 児 科 関 医 院 3003
内科・外科 鈴 木 ホ ー ム ク リ ニ ッ ク 8181
歯 科 海 野 歯 科 医 院 7474
20日㈰
小 児 科 樋 口 小 児 ク リ ニ ッ ク 2040
内科・外科 千 葉 医 院 2080
歯 科 か た の 歯 科 医 院 8833
27日㈰
小 児 科 み う ら 小 児 ク リ ニ ッ ク 1001
内科・外科 つかはら内科クリニック 1011
歯 科 河 島 歯 科 医 院 2739
8 月の事業所献血
期 日 実施事業所 所在地 時 間
25日㈮
白河地方広域市町村圏整備組合
白河地方広域市町村圏消防本部 立 石 山 10:00〜11:00 南湖自動車学校 白 坂 12:30〜13:30
白河厚生総合病院 豊 地 14:15〜18:00
27日㈰ ヨークベニマル横町店 横 町 11:30〜13:30 ヨークベニマル昭和町店 昭 和 町 14:30〜16:30
広報しらかわ 2017.7(H29) 26
『
カ
ミ
ナ
リ
様
の
お
通
り
だ
』
一
方
で
敬
愛
と
信
仰
の
対
象
に
な
っ
た
。
雷
神
の
イ
メ
ー
ジ
が
定
着
し
た
の
は
、
菅
原
道 み
ち
ざ
ね
真
が
天
神
様
と
し
て
祀 ま
つ
ら
れ
て
か
ら
。
平
安
中
期
、
天
皇
の
皇
子
が
相
次
ぎ
病
死
。
疫
病
が
は
や
り
、
日
照
り
が
続
い
た
。
天
皇
と
公 く
ぎ
ょ
う
卿
ら
が
、
雨
乞
い
の
相
談
を
し
て
い
る
さ
な
か
、
天
皇
の
住
ま
い
に
雷
が
落
ち
た
。
朝
廷
も
京
の
人
々
も
震
え
あ
が
っ
た
。
30
年
前
、
政
変
が
あ
っ
た
。
優
れ
た
学
識
と
行
政
手
腕
で
、
右
大
臣
に
登
っ
た
道
真
。
政
治
を
意
の
ま
ま
に
操
ろ
う
と
す
る
藤
原
時
平
の
陰
謀
で
、
京
を
追
わ
れ
大
宰
府
へ
左
遷
さ
れ
る
。
悲
憤
の
中
で
没
し
た
。
落
雷
は
、「
道
真
の
祟 た
た
り
だ
」。
道
真
の
怨
霊
が
雷
神
と
な
り
、
荒
れ
狂
っ
て
い
る
か
ら
に
相
違
な
い
。
朝
廷
は
罪
を
赦 ゆ
る
し
た
。
霊
を
鎮
め
る
た
め
、
北
野
に
天
満
宮
を
建
立
し
た
。
も
と
も
と
各
地
に
あ
っ
た
天
神
様
も
、
い
つ
し
か
道
真
を
祀
る
も
の
と
な
り
、
学
問
の
神
と
し
て
広
く
信
仰
さ
れ
る
よ
う
に
な
る
。「
く
わ
ば
ら
く
わ
ば
ら
」
と
は
、
災
難
が
降
り
か
か
ら
な
い
よ
う
唱
え
る
ま
じ
な
い
。
道
真
の
領
地
の
桑
原
に
、
雷
が
落
ち
な
か
っ
た
た
め
と
い
わ
れ
る
。
お
お
、
上
司
の
顔
に
入
道
雲
の
兆 き
ざ
し
。
み
る
み
る
朱
に
染
ま
る
。
さ
あ
カ
ミ
ナ
リ
が
落
ち
る
ぞ
。
気
配
を
察
し
、
く
わ
ば
ら
と
逃
げ
出
す
人
。
ま
わ
り
を
避
雷
針
に
し
、
涼
し
げ
な
人
。
男 お
と
こ
ぎ
気
か
、
鈍
い
の
か
、
ま
と
も
に
受
け
る
人
。
人
雷
へ
の
対
処
も
人
そ
れ
ぞ
れ
だ
。
季
節
は
め
ぐ
り
、
夏
を
迎
え
た
。
夏
と
い
え
ば
、
む
く
む
く
湧
き
あ
が
る
入
道
雲
。
入
道
雲
と
い
え
ば
雷
。
雷
は
自
然
現
象
の
中
で
、
地
震
と
と
も
に
怖
い
も
の
の
代
表
格
。
カ
ミ
ナ
リ
は
「
神
鳴
り
」
に
由
来
す
る
と
の
説
も
あ
る
。
太
古
の
人
が
、
雷
鳴
の
す
さ
ま
じ
さ
と
青
白
い
光
に
お
の
の
き
、
神
の
な
せ
る
業 わ
ざ
と
思
っ
た
の
も
不
思
議
は
な
い
。
大
陸
か
ら
稲
作
が
伝
わ
る
と
、
雷
は
稲
と
深
い
関
わ
り
を
持
つ
よ
う
に
な
る
。
雷
は
日
照
と
高
温
で
地
表
が
暖
め
ら
れ
る
、
7
・
8
月
に
集
中
す
る
。
こ
の
頃
は
、
稲
が
結
実
す
る
大
事
な
時
期
。
雷
の
放
つ
光
「
稲
妻
」
は
、
稲
作
か
ら
き
て
い
る
。
稲
妻
は
本
来
「
稲
の
夫 つ
ま
」。
空
を
切
り
裂
き
、
地
に
落
ち
る
光
の
す
じ
が
、
稲
と
交
わ
り
、
実
ら
せ
る
と
の
信
仰
か
ら
名
付
け
ら
れ
た
。“
つ
ま
”
と
は
、
古
く
は
夫
婦
や
恋
人
が
互
い
に
相
手
を
呼
ぶ
言
葉
だ
っ
た
。
雷
は
稲
作
に
欠
か
せ
な
い
水
を
恵
ん
で
く
れ
る
。
放
電
に
よ
り
、
空
気
中
の
窒
素
と
酸
素
が
結
合
し
、
稲
の
栄
養
分
と
な
る
。
雷
の
多
い
年
は
豊
作
、
と
い
う
の
は
う
な
ず
け
る
。
雷
は
豊
か
な
稔
り
を
も
た
ら
し
て
く
れ
る
。
北
関
東
か
ら
白
河
に
か
け
、
カ
ミ
ナ
リ
を
「
雷 ら
い
さ
ま
様
」
と
、
尊
称
で
呼
ぶ
高
齢
者
も
多
い
。
恐
ろ
し
い
雷
は
、
赤
い
ト
ウ
モ
ロ
コ
シ
を
軒
に
つ
る
す
。
蚊 か
や
帳
に
も
ぐ
り
こ
む
。
へ
そ
を
隠
す
…
。
雷
に
ま
つ
わ
る
言
い
伝
え
や
し
き
た
り
は
、
今
も
残
る
。
昔
か
ら
人
と
雷
の
関
わ
り
は
深
い
。
カ
ミ
ナ
リ
の
威
力
は
人
名
に
も
使
わ
れ
る
。
雷 ら
い
で
ん
た
め
え
も
ん
電
為
右
衛
門
は
、
松
平
定
信
と
同
時
代
の
伝
説
の
力
士
。
横
綱
制
度
が
な
く
、
大
関
が
最
高
位
の
時
代
に
、
17
年
間
も
そ
の
座
を
守
っ
た
。
2
5
4
勝
で
、
負
け
は
わ
ず
か
10
。
勝
率
は
な
ん
と
9
割
6
分
。
場
所
数
や
取
組
数
が
異
な
る
と
は
い
え
、
桁
違
い
の
強
さ
だ
っ
た
。
雷
電
が
引
退
後
に
見
い
出
し
た
の
が
、
第
7
代
横
綱
の
稲
妻
雷 ら
い
ご
ろ
う
五
郎
。
響
き
か
ら
し
て
パ
ワ
フ
ル
。
名
前
の
と
お
り
、
勝
率
は
9
割
を
超
え
雷
電
に
迫
る
。
雷
電
は
長
野
、
稲
妻
は
茨
城
。
い
ず
れ
も
雷
の
多
い
地
域
の
出
身
だ
。
16
世
紀
後
半
の
ロ
シ
ア
に
「
雷
帝
」
と
恐
れ
ら
れ
た
皇
帝
が
い
た
。
イ
ワ
ン
四
世
。
凍
り
つ
く
よ
う
な
無
慈
悲
さ
と
、
先
を
見
通
し
た
確
か
な
構
想
が
同
居
し
て
い
た
。
モ
ス
ク
ワ
か
ら
中
央
ア
ジ
ア
、
東
方
へ
と
領
地
を
拡
大
し
、
大
ロ
シ
ア
の
基
礎
を
つ
く
っ
た
。
ロ
シ
ア
の
絶
対
君
主
制
は
こ
の
人
に
始
ま
る
。
人
工
知
能
な
ど
科
学
の
進
展
は
、
こ
の
世
か
ら
「
お
そ
れ
」
を
駆 く
ち
く
逐
し
つ
つ
あ
る
。
だ
が
、
空
も
海
も
人
間
も
、
分
ら
な
い
こ
と
ば
か
り
。
雷
を
恐
れ
崇 あ
が
め
る
よ
う
に
、
人
智
の
及
ば
ぬ
も
の
へ
の
、
畏
敬
の
念
を
忘
れ
て
は
な
ら
な
い
。
自
然
の
営
み
に
謙
虚
で
あ
り
た
い
。
市長の手控え帖
広報しらかわ 2017.7(H29)